儒学のすすめ
論語 現代語訳大全

11-07 『顔回は最も学問を好んだ』

現代語訳

季康子きこうしが問われました。「お弟子様の中で、どなたが学問を好むと言えますか?」

孔子こうしが応じて言われました。「顔回がんかいという者が、学問を好んでおりました。残念なことに、不幸にも短命で亡くなってしまい、今となっては、もうおりません。」
登場人物
  • 季康子きこうし … 魯ろの三桓氏さんかんし、季孫氏きそんしの一人。魯ろの宰相。
  • 孔子こうし … 孔子こうし本人。名は丘きゅう、字は仲尼ちゅうじ。
  • 顔回がんかい … 孔子こうしの弟子。孔門十哲こうもんじってつの一人。名は回かい、字は子淵しえん・顏淵がんえん。

原文・書き下し文(☑表示)

季康子問。季康子きこうし問とう。
弟子孰爲好學。弟子ていし孰たれか学がくを好このむと為なす。
 
孔子對曰。孔子こうし対こたえて曰いわく。
有顏回者好學。顔回がんかいなる者有あり、学がくを好このめり。
不幸短命死矣。不幸ふこう短命たんめいにして死しせり。
今也則亡。今いまや則すなわち亡なし。
広告

【次へ】 11-08 『孔子は愛弟子の死に対しても、礼と立場を優先した』

【前へ】 11-06 『南容は言葉を慎む徳を評価され、妻を与えられた』

先進せんしん第十一の章一覧を見る